東京マラソンが、こんなにも最高だとは思いもしなかった!
こんちわ、どうも、山本です。
いまだ、夢見心地です。
なんてったって世界中のランナーの憧れの大会の1つである「東京マラソン」を走ったうえに、PBまで更新したのですから。
倍率12.1倍というプラチナチケットをゲットした、約3万6千人のランナーが東京の街を駆け抜ける…、想像を絶するほど大規模な大会です。
さて、というわけでそんな東京マラソン2018をいくつかのポイントに分けてレポートしていきます。
■序盤は下り基調! タイムが出ちゃう高速コース設計。
コースはこんな感じ。
新宿都庁からスタートし、観光気分で東京のあらゆる名所を回りながら、東京駅前の行幸通り通りがフィニッシュ地点になります。
で、ここで重要なのは高低図。スタートから5キロ過ぎまで、ほぼ下り基調。序盤から自然とスピードが出てしまう高速コース設計なんです。
とはいえ、大阪マラソン2016で3時間34分50秒というお気楽ゆるふわランナーらしからぬタイムを出していたぼくは、気負わずスタート地点に向かいました。
大阪マラソン2016の模様はコチラ↓
www.houyhnhnm.jp
スタート待機地点で杉山さんと合流。ちなみにぼくはCブロックから(一緒に出場した榎本さんはBブロック…、めっちゃ速いな)。
バフで顔面を覆い、使い込んだ上着は、スタート直前に洋服ポストに放り込む段取りで待機します。
■エイドがとにかく豊富!
スタート時間は9時10分。号砲ともに華々しい紙吹雪が舞い、42.195キロの旅路がスタートします。
寒さを感じる序盤は基本的にバフを巻きっぱなし。
「意外とみんな飛ばすなー」と思いながらも、自分にとって心地よいペース(といってもレース特有のアドレナリンで、ラップを見ると1キロ5分を切っています)をキープしながら、靖国通りをひたすら進みます。
しかも、エイドやトイレがかなり小きざみにある! これなら急な尿意にも安心だし、水分補給も自分のペースでできちゃいます。実際、ぼくは10キロに一度くらいを目処に給水していました。
■ひたすら途切れない沿道の応援!
途中、くたびれたなっと感じたときに、沿道に目を向けると、人・ひと・ヒト❗
これがまた力になるんですよね。見ず知らずの間柄ではあるんですけど、とにかく頼もしい。
東京という土地柄、知り合いがたくさん応援に来てくれているのも魅力の1つ。下の写真は37キロ地点で応援してくれたフイナム ランニング クラブ♡の仲間たち。手作りのうちわ、嬉しすぎます❗
■折り返しが多いのが、逆に楽しい!
ここでコースを再び見てもらいます。
10キロ地点の日本橋あたりから、ひたすら折り返しのコースが続く設計になっています。
これが意外と気晴らしになるんですよね。トップ選手の走りを眺めたり、一緒に出ている知り合いのランナーを探したり。さすがに知り合いを写真に収める余裕はありませんでしたが、とにかく走っていて飽きることがない。
本来は壁となる後半30キロ以降の折り返しも、対抗のコースの表示を見れば、あそこまで行けば残り数キロか、と距離感が見えるので気が楽になれます。
■自分のタイムを予測するための裏技。
そんなこんなであっという間の42.195キロ。気になるタイムは3時間26分3秒。まじか! 自己ベストを8分近く更新!
手持ちのGoProで撮ったゴールシーンがこちら。
応援ナビのラップを見ると、ほとんど狂うことなく5キロを24分前後を刻んでいるのが見て取れます。
3時間16分という驚愕のタイムを叩き出した榎本さんは、応援ナビの予測タイムをもとに、終盤のスピードを調整したそうです。そんな使い方があるとは…。
当日、ぼくが履いたのはアシックスの長距離用ランニングシューズ「メタラン」。よくある後半の大幅な失速を防いでくれたのはシューズのおかげかなと。実際、翌日以降の疲労も少なかったですし。
■最後にまとめ!
ゴール後は着替えて、表参道の清水湯に直行。ひとっ風呂浴びて、14時にはビールに有りつける。これもぼくらにとって勝手知ったる東京の大会のメリットだといえますね。
タイムの出やすいコース設計に、途切れない沿道、楽しい折り返し、さらに約3万6千人いるとは思えないほどスムーズなナビゲーションも素晴らしい!
改めて世界に誇れる大会なんだなと、自分の身を持って実感させていただきました。東京マラソンに携わったみなさま、ありがとうございました!
この日は打ち上げと称して、3軒のはしご酒。結局、飲んでる時間のが長いのはご愛嬌ということで…。