ハセツネ30K参戦記(トレイルランレース)
フイナムランニングクラブ♡の杉山です。
このハセツネ30Kは総参加者数2000名とトレイルランニングのレースではかなり大規模なレースです。そして、その男子上位1000名には秋に行われる本戦のハセツネCUP(71.5km)への優先出場権が与えられると言う競技志向の強い大会でもあります。
今回フイナムランニングクラブからは部長の榎本さん、水越さん、兼子さん、竹原さん、杉山の5名が参加しました。
私は自宅を朝5時に車で出発し、会場最寄の駐車場に6時過ぎには到着。他のメンバーは電車で各々会場を目指すことに。
会場に到着すると参加者受付および携行必携品のチェックがあります。(必携なのは水分1.5L以上、補給食、レインウエア、山岳保険)
会場は山の中ということもありブースが7つくらいとこじんまり。
受付を終えて着替えも外でサッとします。
(ちゃんとテントの更衣室があります)
マラソン大会だと割としっかりした簡易トイレがありますが、この大会ではこんなテントのトイレ。中は…簡易の缶の上に便座が乗っていてそこでします。もちろん流れないです。
そんなこんなで、気がつくとスタート10分前。既にほぼ最後尾…
スタート前に竹原さんとパシャリ!
1000位以内を目指すなら、この10kmでほぼ順位が決まると言っていい感じです。死ぬ気でロードの坂を上りきらなくてはなりませんが、ほぼ最後尾スタートかつ、ゆるーくレースに入ってしまい…
山へと入る場所は一本道のため渋滞が起こるのです。
渋滞の最後尾についてから約45分してようやく登山道に。
が、しかし、山の中へ入ってもしばらくは渋滞。10km過ぎですでに2時間近く経過していました。そこから15.5km地点まではほぼ上り区間。このレースの最高到達点を越えると、そこから下りが始まります。
下りは一旦また舗装路に出てのロード区間が約5km。この時点で僕は1600位くらい…1000位以内は絶望的…しかし諦めるわけにはいかないので得意の下りで飛ばします。下り区間では誰にも抜かれることなく、多分100人以上抜いたかなと思ってました。
下りが終わると、また上りが始まるのです…
しばらくロードの上りをいくと、
壁のような上りが…
このハセツネ30Kの最難関ポイント。
下の道路から一歩ずつ踏ん張りながら、このレースにエントリーしたことを後悔しながら上ります。
もう少しで上りが終わる…
この上りを終えるとコースはあと5km!
しかも下り。何故かこの辺りからやたらと楽しくなってきてペースがあがりました。
そして…
ゴール!!5時間42分でフィニッシュ!
photo by 榎本部長
こちらは私より35分ほど前にゴールをしていた水越さん!
いやーキツかったですが、これまで10回走ったフルマラソンの完走よりも達成感がありました。
最後にみんなでパシャり!
結果は…1000位以内を確保出来たのは榎本部長ただ1人!さすが部長!!
ゴール後は車で八王子方面へ。
ハンバーグのbigboyでお疲れ様会。
トレイルランニングで断裂した筋繊維をbigboyのハンバーグで修復。美味い!
私にとってはトレイルランニングの大会は初参加だったのですが、ロードでの自分の走力を過信していました…山はそんなに甘いわけがなく、1000位以内と言う目標には遠く及ばない結果となりました。(1000以内は5時間切りでギリギリのようでした)
上りはホントキツイ。でも下りは凄い楽しい!
この自然からの飴と鞭がみんなをトレイルに惹きつけるのでしょうか。
今後は
5月 第4回トレニックワールド in 外秩父50km&43km(参加微妙…)
6月 モントレイル戸隠マウンテントレイル20km
に出場予定。
もっと山で走れる力をつけたいと反省の多いレースとなりました。
それでは!