トレイルランニングの魅力が凝縮。「スリーピークス八ヶ岳トレイル」走ってきました!
部長の榎本です。
6/11(日)に開催された「スリーピークス八ヶ岳トレイル」に参加してきました。
全国のトレイルランニングレースのなかでも指折りの人気を誇るこの大会。
実際に参加してみて、トレイルランニングの魅力が凝縮された素晴らしい大会だなあと感じました。
いやぁ、楽しかった。とにかく楽しかった。
レース自体はもちろん、その前後も含めて最高に楽しい時間を過ごさせてもらいました。
「スリーピークス八ヶ岳トレイル」のなにがそんなに楽しいのか?
僕が感じたこの大会の良さを5つのポイントにわけて紹介したいと思います。
1.八ヶ岳の美しい自然を満喫できる!
舞台は山梨県北杜市の八ヶ岳南麓。
開催時期は新緑が美しい季節で、この地域ならではの美しい自然を満喫できます。
しかも今年の開催日は快晴で気候も爽やかな絶好のトレイルランニング日和。
景色はどこを切り取っても素晴らしいものでしたが、とりわけ、森林限界を超える標高2000m以上のポイントでは息を呑むほどの絶景が広がっていました。
“山を駆け抜ける歓び”を心ゆくまで堪能できる美しいトレイルの連続。
いまこうして写真を見返していても、「またあのトレイルを走りたい!」と思ってしまう。
いやほんと楽しかったですわ。
2.なにもかもがお洒落で華やか!
ロゴやポスターなどがきちんとアートディレクションされていてスタイリッシュ。公式サイトもかっこよくて見やすくて好感が持てます。
会場の雰囲気も華やかで垢抜けていて、否が応でもテンションは高まるばかり。
そして、出展者、関係者、ランナーなど、会場にいる誰もがやたらとお洒落!
全国のお洒落トレイルランナーが全員ここに集合しているんじゃないかと思うほど。
ちなみに男性はヒゲモジャ率が高いです。
3.がしかし、コースが鬼キツい!(笑)
お洒落で華やかだからといって、コースがマイルドでゆるふわな感じかというと、さにあらず。
スタート地点の標高が約1,000mで、ぼくらが参加した38kmの部の最高標高地点は約2,500m。標高差は1,500mもあり、累積標高は2,700mにも達する。
自分はこれまで長短様々なレースに参加してきましたが、このスリーピークスのコースレイアウトはかなりガチでタフな部類に入ると思います。
コースをざっくりと説明すると、スタートからしばらくは走れる林道や傾斜のゆるいシングルトラックを登って、10km地点あたりからは急登をガッツリ駆け上がり、いったんピークを過ぎてからはテクニカルな下りが続き、下りきった先はゆるやかなアップダウンを繰り返しながら、最後は下りを気持ちよく走ってフィニッシュ。
特にピークの三ツ頭分岐の前後は心肺も脚もガッツリ追い込まれることになりますが、道中キツければキツいほど、フィニッシュしたときの達成感はひとしお。これもまたトレイルランニングの醍醐味です。
ちなみに、レース中にとても役に立ったのが、スントのナビゲーション機能。
大会前日、受付会場のスントブースで提供されていたルートのインポートサービスを利用したところ、現在地はもとより先々の傾斜や距離感を把握することができた。
コースのなかでいま自分がどのあたりにいるのか、そしてこの先あとどれくらい登るのか、下るのかがわかるというのは、距離が長ければ長いほど心強い。
ぜひほかのレースでもやってほしいな。
僕の愛機は「スント スパルタン ウルトラ」というモデル。
タフで精度が高いうえにカラー液晶を搭載した頼れる相棒です。
4.トレイルランニング初心者にもやさしい!
「コースが鬼キツい!」はあくまでも僕らが出場した38kmの部の話。
この大会にはもうひとつ、23kmの部も用意されていて、そっちは距離が短いうえにアップダウンもすくなく、制限時間も長めに設定されていて、トレイルランニング初心者でも気軽に参加することができます。
そんな間口の広さもこの大会の魅力のひとつと言えるでしょう。
「トレイルランニングのレースに出てみたいけど、最初はどのレースがいいんだろう?」と迷っている人は、スリーピークスの23kmの部を選べばまず間違いないと思います。
トレラン初心者のムロフィス嶋田くんも23kmの部に参戦し、はじめてのレースを満喫した模様。
muroffice.blog.houyhnhnm.jp
5.参加者同士のコミュニケーションが濃密!
スタート/フィニッシュの会場には「マルシェ」と呼ばれるマーケットが開催されていて、アウトドア関係の様々なブランドやショップが出展しているほか、地元の食材を活かした飲食も充実。
そしてレース前日に開催される「前夜祭」もこの大会の名物のひとつ。
トレイルランニングコミュニティの方々や地域のみなさんと密にコミュニケーションをとることができます。
ランナー、大会関係者、出展者、そしてボランティアの方々。
山を走ることを通じて、たくさんのコミュニケーションが生まれる。
これもまたトレイルランニングの楽しみのひとつです。
そんなわけで、トレイルランニングの魅力がギュッと詰まった「スリーピークス八ヶ岳トレイル」。
来年も機会があればぜひ参加してみたいと思います。