2017年のレースを振り返って。

部長の榎本です。

早いものでもう12月。
2017年も終わりに近づきつつあるってことで、ちょっと気が早いけど、今年一年間の個人的なランを振り返ってみます。

自分が今年出たレースを改めてリストアップしてみたところ・・・

■1/14 Vibram Hong Kong 100(100km/トレイル)
■2/5 守谷ハーフ(21.0975km/ロード)
■5/20 トレニックワールド in 彩の国(100km/トレイル)※DNF
■6/11 スリーピークス八ヶ岳トレイル(38km/トレイル)
■6/17 Red Bull 白龍走(3,333m/石段3,333段)
■7/17 OSJ ONTAKE100(100km/トレイル)
■9/3 トレニックワールド in おごせ・ときがわ(30km/トレイル)
■9/17 信越五岳(110km/トレイル)※台風の影響で52kmに短縮
■11/25 FORMOSA TRAIL(104km/トレイル)※DNF

今年1年間で出たレースは計9本
去年あまりにもレースに出過ぎた(計18本に出場)という反省から、今年は意識的にグッと絞りました。

↓1年前のエントリー
hrc.blog.houyhnhnm.jp


なお、今年の9本の内訳は、トレイル7本、ロード1本、石段1本。
トレイル7本のうち5本は100km超のロングレース
我ながらロングトレイルへの傾倒っぷりが見て取れます。

が、5本の100km超レースのうち、2本はDNFという不甲斐ない結果に。
完走を確実なものにするためにも、もっともっと力をつけなければなと。


ちなみに、レースの数をグッと減らして、空いた時間に何をしていたかというと、山に行ってました
高尾、丹沢、奥多摩といった東京近郊の山域を中心に、ときにはちょっと足を伸ばして北アルプス南アルプス八ヶ岳に行ったり、夏には富士山に登ったり。

なかでも特に強く印象に残ったのは、夏に北アルプス人生初のテント泊縦走登山を体験したこと。

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軽量化されたテントと寝袋、そして食料など、衣食住すべてを詰め込んだザックを背負って、テント場で寝泊まりしながら山から山へと渡り歩く。いわゆるファストパッキング
これが最高に楽しかった。北アルプスの山々のスケールのデカさに圧倒された。人生観が変わるくらい素晴らしい体験だった。

何がいいって、とにかく「自由」なこと。
道中は早歩きを基本にしつつ、ときにはのんびり歩いたり、ここ走ったら気持ちいいだろうな〜と思ったときは軽く走ったり。
途中で絶景に出会ったら立ち止まってずっと眺めたり、今日はもう動きたくないなあと思ったら早めに切り上げてテント張って缶ビールをプッシュッとやったり。
レースと違って、なにもかもが自由。
決められたコースはないし、制限時間もない。
「ああ、自分が本当に求めていたのはこれなのかもなあ」と思った次第です。

「フルマラソンで3時間を切る」とか「100マイラーになる」とか目標を設定して、それに向けて努力するのは素晴らしいし尊いことだけど、目標を達成した途端に燃え尽きてしまう人も少なくない。
一方、縦走登山はそもそも目標がないので、飽きずにずっと続けられる気がします。

来年もテントと寝袋を背負って山に行きまくりたい。
そのためにも、レースの本数をさらに絞り込むつもりです。

……とかいいながら、来年上半期だけですでに6本のレース(100マイル1本、100kmトレイル2本、フルマラソン1本、30km1本、ハーフマラソン1本)にエントリー済み、なんですけどね。


あ、今年のことに話を戻すと、12日あたりに忘年会を兼ねた年内最後のグループランをやります。
そして昨年に続いて、晦日、今年も山走ります。
詳細はまた追って。