「第五回 身延山 七面山 修行走」参戦レポート!!!

どうも、こんにちわ、山本です。


すっかり時間が経ってしまったのですが、年内最後のレースとして「修行走」に参加してきました。

正しくは「第五回 身延山 七面山 修行走」ですね。日蓮宗の総本山である久遠寺がある身延山から七面山の参道を駆け抜けるレース。モチのロンでぼくは七面昇龍ロングコース(36キロ/累積標高2700メートル!)での出場。

というわけで「身延山 七面山 修行走」の特徴をポイントごとにご紹介していきましょう。


■まさに修行! とにかくタフなコース設計。

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コースレイアウトを見れば分かる通り、奥之院思親閣と身延山久遠寺、感井坊という3つのピークを登って下りてゴールという単純明快なコース。

が、しかし、ほとんどがいわゆるトレイルではなく整備された参道や階段。登りのほとんどは、ただ黙々と上を目指し、足を進めるしかありません。


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最もキツイと思われる身延山久遠寺を登り、ようやくご褒美の下り…と思いきやその角度がエゲツない…。しかも、路面は大きな砂利でかなりスリッピー

ヒャッホー! と楽しく走るのではなく、常にブレーキをかけながら、滑り落ちないように下っていくと、みるみる足はパンパンになってしまいます。


■充実のエイドににんまり。地元の方の応援にほっこり。

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その名の通りの修行のようなコースでありながら、なぜこの大会が人気あるのか? それは充実のエイドと、地元の方々の暖かい応援にあります。

水やスポーツドリンク、オレンジジュースにコーラ、温かいスープ類、ポテトチップス、チョコレート、はたまたお饅頭まで、疲弊したカラダを癒すのには十二分のメニューがすべてのエイドでスタンバイされています。


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そして応援。これが、とにかく暖かい。地元の方々がこのレースを年に一度のお祭りとして受け入れてくれているのが、グイグイと伝わってるんです。ちょっぴり浮かれた僧侶が見られるのも、この大会ならではと言えるかもしれません。

ゆえにタフなコースでありながら、走り終えるといい思い出として記憶されるんじゃないかなと。


■歴史ある仏閣と素晴らしい眺望で、日本の美しさを再認識。

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コース上にはさまざまな仏閣が点在しているのも修行走の特徴の1つ。日々、都会の喧騒に追われていると、こういった歴史ある建造物を目にするだけでもとても新鮮なのです。


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そして景色も素晴らしい。天気がよければ、富士山を眺めることがだってできちゃいます。


■宿坊泊で参拝者気分を満喫できる!


そもそも参拝者の宿泊施設である宿坊に、泊まることができるのも修行走の魅力の1つ。

実際、身延山周辺には数々の宿坊があり、精進料理をベースにした料理は、カラダに優しく、ボリュームも満点。

修行走を満喫するならば断然、参拝者気分も味わえる宿坊泊がオススメです。

が、どういうわけか写真は酒飲んでるシーンばかりだったので、ここでは自重しておきます。


■まとめ

コースはアレだけど、それを上回る面白味がある!

いやあ、なによりも町全体のホスピタリティがいいですね。とにかく居心地がいい。前夜祭も含めてレース全体のオペレーションもしっかりしているので、とにかくストレスを感じさせない。

時期的にも1年の締めくくりに相応しいレース。みなさん、来年いかがでしょう?


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ちなみに当日、ぼくが履いたのはサロモンの「SENSE RIDE」。

衝撃を吸収・軽減させるVIBEテクノロジーに加え、充分なクッション性も兼ね備えているため、足運びもよく疲れの蓄積を抑えてくれます。しかも、ラグも深くないので、トレイルではしっかりグリップしながら、ロードでも違和感なく走ることができます。


あっ、いちおう成績を言っておくと、6時間34分17秒で327人中162位。ふーむ、まあ、ぼちぼちですね…。

まあ、なんにせよ楽しかったです! 大会に携わったみなさま、ありがとうございました!


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※写真はオフィシャルから数枚、拝借してます。