過信がもたらした不振。湘南国際マラソン2015参戦記 山本編
どうも、こんにちわ。山本です。
先日、今年で10回目を迎える湘南国際マラソンに参加してきました。
僕個人でいえば2回目となるフルマラソン。
ちょうど1年前に湘南国際マラソンで初挑戦し、見事サブ4を達成(昨年の模様はコチラ)。それから1年。まがりなりにもランナーとして走り込んできた自負はあったので、自己ベストの更新は当然、あくまでも目標はサブ3.5と設定。
ちなみにコースは行って、折り返して、最後にゴール地点の大磯プリンスを横目にさらに2.5キロ進んで、折り返してゴールという道のり。
最後の5キロに心が折れなければ、目標達成も難しくないとたかをくくっていたのですが、そうは問屋がおろさない。きっちりとフルマラソンの洗礼を浴びることになりました。
当日は朝の5時半起床の予定が、きっちり寝坊して6時過ぎに目を覚まし、安定の二日酔いで朝食。その後、急いで準備するも、7時半ロビー集合には間に合わず30分の遅刻でスントのブースへ。アメアスポーツ、凛の方々に挨拶を交わし、直前でお通じを済まし、ブースに戻るともぬけの殻。わお。
あわててレース前々日にゲットしたサロモンのザック「S-LAB SENSE ULTRA SET」にソフトフラスクとiPhone、ジェルを詰め込んで、いざ出陣。スタートを待つ人々の行列の横道から、なんとかBグループに到着。ほっと一息つく間もなく、スタートの号砲が鳴ってしまい、流れに合わせて走りだすことに。
序盤はキロ5分を切るペースをキープ。ピタっとフィットしたザックのおかげで、ソフトフラスクの揺れもそこまで気にならない。むしろ混みあう給水所を横目に華麗にスルーしながらマイペースに水分補給できる優越感が心地良い。そんなこんなスタートまではドタバタだったものの、実に快調に折り返し地点までたどり着きました。
が、どういうわけか30キロ前あたりから、右足の太ももにほのかな違和感が生じ始める。普段、走っていても太ももが痛くなることなんてないのに、なんでまたこんな日に…。ほのかな痛みは徐々にずっしりとした重みへと変わり、走り方で調整を試みると今度はふくらはぎが悲鳴を上げるという負のスパイラルに突入。当然のごとく徐々にタイムも下降線を辿り、最後は走ることさえままならない状態に。
とはいえ前半の貯金のおかげでなんとか自己ベストを1分だけ更新。3時間46分48秒でフィニッシュ。
いやはやしかし、この1年の走り込みはなんだったのか? これまでの自分を疑いたくなるような結果。前日の深酒、個人での走り込み不足、単純な準備不足…、いろいろ要因はあるとは思うのですが、走り込んだという過信がこの結果を招いたんじゃないかな。つまりフルマラソンを舐めていたんでしょうね。ふむふむ、改めてフルマラソンは深いなあ、です。
ちなみに当日のセットはこんな感じ(右から2番目が僕です)。
時計:スント「Ambit3 Run」
ヘッドウェア:スント
トップス:サロモン「FAST WING TEE M」(SUUNTOのロゴが入ったスペシャルバージョン)
ボトムス:サロモン「S-LAB SENSE SHORT M」
シューズ:ニューバランス「RC1100」
ソックス:TABIO SPORTS
アームカバー:モンベル
アイウェア:フロート「Urban Galaxy Sunglass」
イヤホン:ビーツ バイ ドクター・ドレー
ざっくりと解説をすると下記な感じ。
スントの時計は榎本さんがアナウンスしたアプリをセット。給水所までの距離を教えてくれる機能は、フラスクを飲みきった後半に大活躍してくれました。
トップスとボトムスはサロモンをセレクト。ショーツはショート丈でインナー付き。スムーズな足運びにパンツを履いたとき特有のもたつきが無いのが魅力的。トップスは簡単に対応調節を可能にしてくれるフロントのジップがポイントですね。
シューズは昨年同様にニューバランスのRC1100をチョイス。が、思いのほかハードコアなシューズに僕の足がついていかず、後半失速。長距離用の1040やバジーでもよかったかも。
もちろん最後はお決まりの宴!
ぐったりと疲れきった身体にムチを打って、たらふくビールを流し込んでおきました。
というわけで、個人的には不甲斐ない結果ではあったのですが、これもまた経験。この結果を潔く受け止めて、今後のランニングライフに活かしていこうと思います。
最後にアメアスポーツ及びスントのみなさま、PRの凛の方々、そして鞍替えするわがままを許してくれたニューバランス関係者のみなさま、この度はお誘いいただきありがとうございました!