「The4100D マウンテントレイルin野沢温泉」参戦レポート。
どうも、こんにちわ。山本です。
先日、野沢温泉で行われた「The4100D マウンテントレイルin野沢温泉」のに参加してきました。
道志村、西丹沢で42キロを走破できたので、迷うこともなく「65Kmソロ」にエントリー。初めてフルマラソン以上の距離をトレイルレースで味わうことになります。
ちなみコースはこんな感じ。
セクション1で23キロ、セクション2で14キロ、セクション3で28キロの計65キロとなり、セクションを終えるたびに拠点となるオリンピックスポーツパークに戻ってきます。
スタート前。ともに65キロを走る榎本さんと。前泊したものの、深酒をしなかったためなかなか快調な朝。この頃は、初の65キロという距離に対しても臆することなく、楽しむ気まんまん。
だが、しかし、思惑通り行かないのがトレイルランニング。
朝7時のスタートとともに温泉街を巡り、宿泊したハウスサンアントンのスタッフ及び同行したメンバーに応援をもらい、6キロ付近から山に突入。林道に入るとどしゃ降りの大雨が襲い、瞬く間に全身びしょ濡れ。10キロ付近からシングルトラックでは、前後の差もつまり、近くのランナーと話しながら和気あいあいと先を目指します。
長坂ゴンドラリフトのやまびこ駅に設置されたエイドで水を補給して、おにぎりやらオレンジを頬張り、ゲレンデを下ってオリンピックスポーツパークに到着。が、どうも脚に張りを感じる。オリンピックスポーツパークの自販機でコーラを買って、靴下を履き替えようと足を上げると脹脛がピクピクとつる寸前。
救護スタッフにサロンパスをお借りして、万全を期したつもりで2週目に突入。美しい白竜湖を眺めながら快調に走れるかと思いきや、そうもいかない。脚の張りは引くこと無く、脹脛から太もも、はたまた足の指までピクピクいってくる始末。なるべく脚に刺激を与えないように進むしかない状態が続きます。
石段を登り小菅神社に到達しても達成感もなく、常に脚の様子と向き合いながらレース展開。なんだかなあ、とは思いながらも一歩一歩足を前に進めます。
セクション2を終えると待ち受けていたのが、この日14キロの部にトレーニングとして参加している新設したフイナム ランニング クラブ♡ トライアスロン ディビジョン(略してHRC Triathlon Division)のメンバーのみなさま。彼らの応援を背に、ザックにヘッドランプを詰め込んでセクション3に繰り出します。
残りの28キロは、もはや棒と化した脚をいたわりながら、走ることもままならず、なんとか完走を目指す状態。途中のエイドでは道志村でも共に完走した長谷川さんにも抜かれ、後半のロードではエンジン全開の榎本さんに置き去りにされながら、トボトボと、でも着実にゴールに向かっていきます。
この頃には 山は濃霧で5メートル先も見えない状態。上の写真はボート乗り場なんだけど、水が見えないほど濃い霧に覆われていました。
最期はヘッドランプを付けて林道を抜けて、朝イチで走った温泉街を歩ききって、なんとかゴール!
時間にして13時間39分33秒。リザルトのタイムを見ると、セクション1は3時間47分14秒、セクション2は6時間45分24秒。となると明記されてないけどセクション3は7時間弱かかった計算になるのか。いやはやくたびれました。
とはいえ、やっぱり山を走るのは楽しい。序盤で脚を使い切ってしまったものの、ハンガーノックになることなく無事完走できて良かったなと。
ちなみにこの日の頼もしい相棒となったのがスントの「AMBIT3 VERTICAL」。事前にルートを登録しておけば、ルートナビゲーション機能で現在地が一目瞭然。そのときのコンディションに合わせたペース配分を可能にしてくれました。ルートを把握することで、疲弊しながらもモチベーションをキープできるんですよね。いや〜、助かった、助かった。
普段使いもいとわないモノトーンの配色も実にスタイリッシュ。気になる方は下記リンクからどうぞ。