日本山岳耐久レース(ハセツネCUP)走ってきました!
先週、日本山岳耐久レース〜24時間以内〜
長谷川恒男CUP(通称ハセツネ)を走ってきました。
部長・副部長に代わり、私堤がレポート致します。
ハセツネについてご存知の方も多いかと思いますが、ご存知でない方にハセツネの概要を。
『日本トレイルランニングレースのパイオニアとして知られる古いレースで、通称「ハセツネ」とよばれ、日本最高峰レースのひとつとして数えられる。エイドステーションは一箇所で、コース難易度も高い。
参加者も2000人を越える日本最大規模のトレイルランニングレースである。
距離71.5km、累積標高差4582mの平均傾斜は6.4%であり、国際的なトレイルレースのもっとも過酷な部類、Category ALに相当する。
制限時間は24時間。男性のコース記録は7:01:13(上田瑠偉、2014年)、女性の記録は8:54:07(櫻井教実、2008年)。
コースは平均的なハイカーのペースで約5日半(45時間)かかる距離で、参加者はこのコースを7時間から24時間で走破する。』
☝️ウィキペディアより
他のレースと異なる点
①エイドステーションは44km地点の給水のみ
②食料のエイドが無いので全部持参
③他人からの手助け(水及び食料の補給)禁止
④13時スタートの為、走っている時間の大半がナイトトレイルになる。
トレイルランニングしている方なら一度は出てみたいと思う憧れのレースです。
そして、極めて過酷(ガチ)なレースであります。
第24回 日本山岳耐久レース(長谷川恒男CUP)
ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース オフィシャルサイト
開催日 2016年10月9日(日)・10日(月)
距離 71.5km
累積標高 4832m
制限時間 24時間
コースは奥多摩山域の71.5km
五日市中学校→今熊神社→市道山分岐→醍醐丸→生藤山→土俵岳→笹尾根→三頭山→大岳山→御岳神社→金比羅尾根→五日市会館
今年のパンフレットの表紙は昨年の優勝者ミスターハセツネこと奥宮俊祐さん(通称・おっくん)
スタートはお昼13時。
2時間前に会場の五日市中学校に到着し、準備、着替えパッキングなどを済ませ開会式へ。
目標タイム順に並ぶのですが、我々3人は14時間のプラカードの所へ。
スタート前の榎本部長&山本副部長
号砲が鳴り、招待選手、目標タイムの速い選手からスタート
序盤に登りのロードがあり、そしてトレイルに入った途端に渋滞…
約2500名のランナーが出走しているだけあり、序盤から渋滞です。
第一関門の浅間峠は3人大体同じタイムで通過しました。
途中、麦倉さんから頂いた補給食でチャージ!
優しさに満ち溢れたお味がしました。゚(゚´ω`゚)゚。
当日の朝まで土砂降りだった為か、霧が凄いです。
しばらく走っていると徐々に暗くなり始め、立ち止まってヘッドライトを装着する選手多数。
私、堤は新品で使い方のよくわからないヘッドライトを持ってきたため電池の減りが怖くて、結構暗くなるまでライトをつけませんでした。
霧が凄くてライトを点けても周りが霞んでいました(。-∀-)
そして第二関門の月夜見に22時半頃到着
こちらは給水ポイントなので、持参のハイドレーションやフラスクにお水やスポーツドリンクを1.5リットルまで給水出来ます。
ベビースターラーメンを流し込み、『いざ出発!』という時に山本副部長と合流。
その後はひたすらゴールを目指します。
ゴールまでの尾根道が地味に長かったのですが、脚が残っていなかったらあそこは地獄だろうな と思いました。
私、堤は翌朝4時40分にFINISH!
続いて山本副部長FINISH!!!!!!!
体調の芳しくない中、榎本部長ゴール!!!!!!!!!
皆様、お疲れ様でした。
【総評】
6月に走ったSPA TRAILとだいたい同じ距離、累積標高だったのでそのくらいのタイム(12時間位)で完走できると踏んでいましたが、甘かったです。
ハセツネはコースの前半が私の苦手とする登り基調な上に、大半の時間が不慣れなナイトランだった為とてもキツかったです。
そしてハセツネはトレイルランでなく、立派な山岳競技だなぁと。
制限時間が24時間とユルいので歩いてでも完走はできます。
しかし、装備品が揃っていることが前提です。
装備品が重いとそれだけ走りにくいですが見極めが必要です。
全て自己責任の自己完結型のレースです。
そして、補給のタイミングや戦略を立てないと勝てません。
ナイトラン経験なし試走なしのぶっつけハセツネだったのですが、自分の得意・不得意な区間を理解した上での改善点が見えてきました。
という事で、来年もエントリーする気満々です。
最後に、会場まで応援に駆けつけてくれたフイナムランニングクラブ♡の皆様、
どうもありがとうございました!!!!!!!
長丁場のレース前に元気を貰い、とてもリラックスした状態でレースに臨むことが出来ました( ^ω^ )
そして、ゴールで待ってくれている人がいるというのはとても心強いものです。
朝までいてくれた、
水越さん、諸隈ちゃんありがとう!!!!!!
【おまけ】
今回持参して良かったなぁと思ったのが、こちらのMag-onジェル(カフェイン入り)
Mag-on マグオン エナジージェル 新味レモン6個セット
2つ持参し、夕方と深夜帯に摂取。
走っていても眠気に襲われなかったのは、このジェルのおかげかもしれません。
カフェインとレモンの適度な酸味が刺激的です。
そして自作ジェル。
今回、補給のメインは自作ジェルでした。
私は、粉飴とスポーツドリンク(メダリストとMUSAHI)で作りました。
ソフトフラスクに入れれば、好きな時に好きなだけ摂れる&ゴミは出ない&好きなフレーバーなので飽きないで一石三鳥(╹◡╹)
オススメですᕦ(ò_óˇ)ᕤ
以上、堤がお送り致しました。