世界でいちばんヒップなハーフマラソン「ブルックリンハーフ 2016」に参加してきました。【レース編】
部長の榎本です。
5/21(土)に開催された「ブルックリンハーフ」のレースレポートです。
ヒップな街として注目されるニューヨーク・ブルックリン区を舞台に行われ、ハーフマラソンとしては全米最大規模を誇るこの大会。
参加者は約27,000人と多いものの、スタートブロックは想定タイム順にAからLまで細かく分かれているうえに、7:00にスタートする「WAVE1」と、7:45にスタートする「WAVE2」の二段階制をとっているため、人の流れはスムーズ。
自分の想定タイムは1時間35分。毎度のことだけど、せっかくレースに出るからには、自己ベスト(1時間35分51秒)を1秒でも更新したいな、と。
指定されたWAVE1のCブロックの列に並んでいると、たまたま日本人が隣にいたので話しかけてみたところ、その人は某日本企業のニューヨーク駐在員とのこと。
いわく、「もともとランニングに興味はなかったが、こちらでは日頃から走っている人が多く、それに影響されて自分も走るようになった」と。
また、「ニューヨーク界隈では長短様々なレースがあり、機会を見つけては参加している」とか。
しかも今年の秋にはニューヨークシティマラソンでフルマラソンデビューの予定だそう。いいなぁ。
そして7:00きっかりに号砲が鳴り、いざレーススタート!
コースは緑豊かなプロスペクトパークをスタートし、公園内をぐるぐるっと回ってから、オーシャンパークウェイという大通りをひたすら南下し、ビーチのあるコニーアイランドでフィニッシュする21.0975km。
この日の天候は薄曇りで、気温は15℃前後。レースには絶好のコンディション。自分はスタート直後からキロ4分25秒くらいのペースをキープしながら、そしてフィニッシュ後に大好物のブルックリンラガーをぷはーっとすることを夢想しながら、ブルックリンの街を気持ちよく駆け抜けていきます。
沿道の距離表示は基本的にマイル表記なのでよくわかりません。
が、5kmおきにキロ表記もありました。
エイドステーションには水やスポーツドリンクのほか、ジェルが用意されている箇所も。
エイドにジェルがあるというのは、アメリカならでは、なのかな。
走りながらまわりを見渡すと、さすがはブルックリン、スタイリッシュなランナーが多い印象。
しかし、なかにはコスプレのランナーや、
上半身裸のランナーも。
コースはそれほど変化に富んでいるわけではないものの、美しい街並みが続くうえに路面はフラットで走りやすく、また馴染みのない場所(しかも海外)を走っているという高揚感もあり、まったく飽きることがありません。
スタート時に決めたペースを、機械のように淡々と維持したまま、コニーアイランドで待ち受けるフィニッシュ地点へ。
そしてフィニーーッシュ!
正式なネットタイムは1時間35分16秒。自己ベストを30秒ほど更新!! 自己ベストは何度更新してもうれしいものです。
↓はStravaでの表示。
最近個人的にはトレイルに傾倒しつつあり、時間を気にせずのんびり走ることが多かったけど、ハーフマラソンのようにタイムやペースを意識しながら戦略的に走るのもやっぱり楽しいな、と改めて。もちろんそのためには脚や心肺を追い込まざるを得ないので、肉体的にはキツイけどね。
フィニッシュ地点のコニーアイランドはお祭り騒ぎでした。
今回いっしょに参加したonyourmark荒川さん、ニューバランスジャパン岩澤さん、そして南井さんと、フィニッシュ後に記念撮影。
ちなみに今回の自分の足元はニューバランスのM1500BW。
ニューバランスというとファッションやライフスタイル向けのスニーカーというイメージが強いけれど、実は最新のパフォーマンス系のランニングシューズの完成度も高い。自分がこれを履いて自己ベストを更新したこともそのひとつの証左と言えるんじゃないかな。
Run for Beer!!
レース前日のEXPOの模様はこちらから。
hrc.blog.houyhnhnm.jp