完走率58.6%!? 第8回 道志村トレイルレースに参加してきました~

5月15日(日)に参加した「第8回 道志村トレイルレース」HRC♡部員の岡田&兼子がレポートいたします!

この道志村トレイルレース、Number Do EXTRA トレイルランニングレース名鑑に、
「無限に続く登り」
「登っても登っても終わらない」
「相当ハードなレース」
などと書いてある程の超ドMレース。例年、完走率が6割程度!
UTMFのポイント対象大会(1ポイント)でもあります。

そんなレースに興奮しちゃった今回のHRC♡メンバーは、部長の榎本さん、副部長の山本さん、部員の永田さん、岡田、兼子の計5名。
結果から言うと、この5人で完走率6割を実証しちゃいました。

今回のレポートは、【レース編】【お楽しみ編】に分けてお送ります。
(右から榎本さん、兼子、岡田、永田さん、山本さん。前日受付会場にて)
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【レース編】
さあ、ということで、完走者を代表して岡田から、このドMなコースを簡単に紹介。コースと標高の図がこちら。

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・山中湖に続く道志村一帯の山をグルッと回る42km
・標高差500~600mをグンと登る急登×3箇所。登りはほぼ走れないため、時間を要する。
・第二関門とゴールへ下る道は単調な砂利道でけっこう飽きるが、走れる
・最後の難関「鳥ノ胸山」。もはや体力は限界突破。屍のようにトボトボ歩いて登る
・エイドには、水、チョコ、梅干し、バナナ、とシンプル。徹底してストイックサプリメント必須。
・コース最高峰は御正体(みしょうたい)山 1,682m。個人的にはここが一番きつかった。とにかく淡々と登り続けるしかない。
・山道はほとんどシングルトラック。混雑するため、スタートから山道に入るまでの約2.6kmで大きくタイム、順位が決まる。混雑をさけるためには出だしでダッシュ

大会として事前の試走を手厚くサポートしており、バスも出ているので、攻略を目論む方には試走をオススメします!

特に御正体(みしょうたい)山。これは登っといた方がいい。
(逆に嫌になっちゃう可能性もあり・・・。)

大会2週間前にHRC♡でも試走をしたのですが、この御正体(みしょうたい)山には登りませんでした。

つまり、未紹介
本番当日、未知の世界へご招待
フイナム小隊
みんな泡吹く、その正体・・・・・YO・・YO・・YO・・

つまり、エグいってことです。マジで。。。



スタート前の5人の勇姿はこちら。
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いざスタートすると、出だしからこんな感じの急登が。
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私は、第一関門(21km)を3時間45分で通過。この時点で既にお腹いっぱい。
それもそのはず。前回参加した大会、2月に水越さん改め雨越先輩と出た「房総丘陵トレイル(28km)」は3時間20分で完走。

いかに他レースと比較して、時間を要するか、登りがキツいか・・・。

ちなみに、第二関門(32.1km)まで約6時間。もはや満腹を通り越し、満身創痍。

ゴール(42km)に到達したタイムは7時間53分。
ゴール後に椅子に座りチップをとってもらうも、もはやモノクロの「あしたのジョー」。

ゴールした瞬間、燃えかすになりました。

いやほんと、出し切りました。。正直しんどかったです。

ゴールした3人のこの出し切り感。
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あれ・・・ 2人足りない。。。
5人で参加して3人完走。リアルに完走率6割でした。

なめたらアカン、道志村

来年HRC♡から挑戦する人はいるのだろうか。。。


【お楽しみ編】
ここからは、ゴール会場に最速で(バスで。笑)帰ってきた兼子が、レース本番以外のお楽しみをご紹介します!

今回お世話になったお宿は、「民宿 大屋」さん。
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畳に縁側、敷布団。魚に味噌汁、大浴場。昔ながらの懐かしい雰囲気。初めてなのに妙に落ち着くお宿でした。
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夕食後、お風呂に入って明日の準備をして、早めに就寝・・・

とはならないのがHRC♡のいいところ(?)、ビールで乾杯!から始まり、ワインやウイスキー、なんと泡盛まで!瓶が次々と空になっていきます。
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ハードなレースを前に、ハードな大宴会。最高です。
話題は尽きず、23時?24時?記憶があいまいな感じで就寝。。。

しかし!! 深夜に目が覚めます。
この道志村、夜になると走り屋(車やバイク)が多く、エンジン音が部屋に響きわたります。
(神経質な方は、耳栓の持参をオススメします!笑。)

「明日の本番、走り屋バリに攻め攻めのレースができますように・・・」なんて願いつつ、再度就寝。



ここで、改めて。
僕が(タイムオーバーで早々にゴール会場に到着して、今か今かと待ち構えて)撮影した3人のゴール写真を!
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10時間近く戦い続け、自分自身に打ち勝ってゴールテープを切る姿は、やっぱりかっこいいです。
自分もそうでありたい・・・、やばい・・・悔しい、悔しすぎる!!

完走した岡田はゴール後にゼッケンを会場で捨てたようですが、僕はというと・・・
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リビングの一番目立つ箇所に、(敗者の証)赤線が引かれたゼッケンを飾っています。(笑)

タイムオーバーで到着した第一関門で、つけていたゼッケンに赤のマジックで横線を引っ張られた瞬間、「はい、あなたダメー」と言われたような感じがして・・・。
来年リベンジを果たすまでは、毎日これを見て気合を入れたいと思います!

レースのあとは、永田さんがチョイスしてくれた激シブな焼肉屋「だいご」@橋本で断裂した筋繊維を修復!
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たらふく飲んで食べて、完走できなかったことをイジられて。(笑)
レースはもちろん、それ以外の時間もホントに楽しい!
1泊2日、最高なトレイルジャーニーでした。

来年の参加希望者は永田、兼子まで。攻略法は榎本、山本、岡田まで!
今年のDNFにこりず、来年ももちろん、前夜の大宴会つきで完走目指します!(笑)