夏だ!山だ!温泉だ! オトナの遠足 野沢温泉 4100D Mountain Taril 〜贖罪のランニング〜
こんにちは! Houyhnhnm Running Club 麦倉です。
先日NOZAWA ONSEN 4100D MOUNTAIN TRAILに我らが副部長山本さんはソロ65kmの部、水越さんはソロ23kmと駅伝のダブルヘッダー、それ以外のメンバーは3名1チームで65kmを駅伝形式で繋ぐ部門に総勢12名4チームで参加してきました!!
今回のコースは真ん中のエイド(スタート&ゴール)を起点に第1〜3までのコースを走るという珍しいコースです。
このコースのおかげで駅伝形式が可能になり、ソロでの参加者もよくあるワンウェイのコースと違って起点のエイドに戻る時に必要な荷物を取り出せるので全ての荷物を持っていく必要がないという利点があります。
何より人が集まっているところに戻ってくるので仲間の応援が受けられるというところは非常にランナーにとって嬉しいのではないでしょうか。
こちら駅伝参加の各チームのご紹介!
高橋(智)、石井、麦倉
水越、石濱、斎藤
高橋(正)、川島、藤田
田中、細井、小池
駅伝は夏の高校野球にも負けないくらい白熱したチーム戦となりました。
こちら第三走者のゴールシーンをまとめてみました!
こうやって並べて見ると三者三様ならぬ四者四様ですね。
駅伝チーム終了後待つこと数時間。
辺りはすっかり闇に包まれまれ、会場ではunderworldが流れており、野外ライブさながらにとってもいい雰囲気でした。
山本さんのゴールを今か今かと待ちわびる面々
そして山本さん65km走りきり ゴール!!!
そんな楽しかった大会でしたが、裏では事件が起こっていました。
その事件の犯人は、そう!この「私」
今回のブログの裏テーマは「贖罪のランニング」
贖罪(しょくざい)とは。
善行を積んだり金品を出したりするなどの実際の行動によって、自分の犯した罪や過失を償うこと。罪滅ぼし。
出典:デジタル大辞泉
まずは大会前夜までプレイバック!
■大会前日
18:00- お宿で晩御飯
美味しいご飯が盛りだくさんで腹一杯食べました。
20:00-温泉街に繰り出し、居酒屋で乾杯ー!
明日に向けていい感じでみんなリラックスしております
帰り道ではお酒を買って帰り、私は途中のオシャレなビアバー「里武士」に寄り道。
「明日は頑張ってください」とお店の人や隣に座ったご夫婦にも言っていただきました
ただ、このときの私は翌朝こんなことになるとは知る由もなかった。。。
22:00-一部のメンバーは外湯にお出かけ
野沢温泉特有の激熱のお湯でございました。
23:00-前夜祭
やっぱりすんなりは寝れないのが我々です。
ワイワイ、ガヤガヤと気付けば時計は日付を跨ぎ。。。
■大会当日
06:00-
本来であればこの時間に準備完了、朝ごはんを食べているはずだった。。。
私の起床時間はAM06:00。
お約束の数名のメンバーを除いて大多数のメンバーがこの時間に起床という大遅刻ムード。
06:30-
バタバタと準備をして会場に向けて出発、天気は曇り、気分はまずまず、体調はイマイチ。
06:45-
会場到着!
チャチャッと荷物を整理し、準備完了!
06:59-
(大会開始60秒前)
アナウンスが流れ、太鼓が鳴り、スタートの雰囲気に。
ソロ65kmの山本さんと駅伝第一走者と共にスタート列に並びに。
(大会開始30秒前)
ここで事件が!!
太鼓の音がドンドコドンドコ
スタートに向けて高まる雰囲気
なぜか高まる私の胃液
* 「あれ?なんか気分が悪い。。。」
急遽端っこに駆け込んで
#$%$%&・・・嘔吐・・・#$%$%&
おそらく寝不足と二日酔いとギリギリで朝ごはん食べずに、ジェルやらサプリやらを一緒にまとめてかきこんだことが原因かと。
私の嘔吐を見た細井さんが、すぐさまテントまで駆けて飛行機で「この中にお医者さんはいませんか」のように私がヤバい状態なので交代できないかと行ってくれていました。
そして、そんな緊急登板に即座に答えてくれたのが、我らがエース高橋(智)さん!!
準備もほとんどできていなかった(ほんとは走り始めるのは5時間後のはずだった)のに細井さんの伝言を聞いて数秒で準備をし、駆け出してくれました。
ほんと頼れる兄貴です!!
そんなスタートを横目に私を含む第三走者は一路旅館に戻りました。
というのも第三走者まではスタートしてから少なくとも4、5時間は間空くので体調を戻ることを祈り2時間の仮眠を取ることに。
仮眠から起きると高橋(智)さんがゴールし、第二走者の石井さんにバトンが渡ったことが判明。
「ぶっちぎっておきましたんで」と男前なメッセージが!!
後日タイム結果が出ると、ぶっちぎって駅伝の部の第一走者で一番の順位でした。
そして私を含む第三走者は宿から歩いて会場まで向かうことに。
仮眠のおかげで何とかカラダは復活し、第三走者として準備完了。
そうこうしていると、他のチームの第一走者も続々と到着。
山本さんも第一区間を走りきりエイドに戻ってきました。
私はと言うと、スタート直前の事件を皆にしっかりイジってもらい。
しばらくして、第二走者石井さんも軽やかな足取り&笑顔で戻ってきて、私はスタート。
この時点で第一走者のエース智彦さんがぶっちぎってくれたお陰で他のチームに大きくリード
この後第三走者で後ろから追ってくるのはこの三人!
・バースデイボーイ川島君。
・熱い闘志を燃やす田中さん。
・ダブルヘッダー水越さん。
みんな走力のあるランナー揃いです。
この度私は追われる立場。
何とか逃げ切って「トップでゴールしたい」
いや! 失態を挽回するためにも「トップでゴールしなければならない」
という思いがあり地道にコツコツと登りを登って行きます。
途中後ろをチラチラ見ても誰もおらず体調もペースも上々でやってきました。
ゴールまでラスト7kmくらいの下りまできたところの絶景で写真を撮ってMessengerで残り7kmですと送って数百メートルすすむと後ろに見覚えある顔が!
つ、ついに川島くんに捉えられてしまいました。
この顔が全てを物語っております。
とは言いながらもナイスガイ川島くんはぶっちぎって行けるだろうに、Mr.ゲロのこんな私と併走してくれてラスト1kmまで楽しく喋りながら一緒に走りました。
* さて、レースの結果はどうなったでしょう!
何か起こった時は「初動が大事」とはよく言いますが、今回の初動で駆け出してくれたのは細井師匠だったそうです。
後で聞いた話では僕の嘔吐姿を見て自分の苦い思い出を思い出したそうな。
そんな細井師匠の仙台ハーフマラソンの苦い思い出はこちら↓↓
私のゲロ話より、ちゃんとした大会のコースについて知りたい方は昨年の副部長山本さんのブログはこちら↓↓
hrc.blog.houyhnhnm.jp
最後に、
突然のハプニングに不必要にスタート地点にいた周囲の方をざわつかせてしまってすみませんでした!
この場を借りて謝りたいと思います。
とはいえとても楽しい2泊3日のフイナム ランニング クラブ♡大人の遠足となり、私にとって記憶に残る大会となりました。
* 緊急速報!!
朝の情報番組Zip7/27の放送で細井さんがトレイルランニングについて熱く語ったそうな。